カニ 身入り 味

カニの身入りと味

最近は、随分と手軽にカニを購入することが出来る時代になりました。
カニを購入する際、カニの身入りと味を気にしたことは、ありますか?

 

カニの身入りと味のお話を、ここでちょっとしたいと思います。

 

カニの身入りと味は、カニを購入するのにとても重要になってきます。
ですから、実はとても大事なお話です。

 

新鮮で身入り満点のプリップリのカニの身は、本当に美味しくて贅沢な気持ちにさせてくれますね。
これは、カニを購入する人なら、誰もが望むことです。
ですが、身入りについて、みなさんが割りとご存知でないことが多くあります。

 

漁獲される全てのカニが、身入りがいい訳ではないということを、ご存知でしょうか?

 

身入りが十分なカニのことを「堅ガニ」と、呼びます。
季節によって、この「堅ガニ」は、カニの全漁獲量のうちで、30%程度しかありません。
たった30%、3割しかないのです。
カニは、身入りがいいのが当然と思っている人が沢山いますが、実は、そうではないのです。

 

実は、カニを扱う業者に対するクレームで、一番多いのが「身入り」に関するクレームなのです。

 

その多くのクレームに耐えられず、ようやく最近になって、身入りをランク付けし、価格設定している業者が出てきました。
とはいっても、それもまだまだ少数派なのです。

 

この「身入り」は、ただ、身が多い・少ないということだけではありません。
これは、「味」にも影響してきます。
一番美味しいはずの茹でたてのカニも、身入りが多い・少ないでは、味が全く違ってきます。
やはり、身入りの良いかには、身の繊維が、ギッシリでしっかりと弾力があり、なんともいえない食感があります。
身入りの悪いカニは、身がべチャっと水っぽかったりと、何だか肩透かしを食らってしまったような感じがします。

 

通常、活ガニを取り扱っている小売店は、問屋からカニを仕入れています。
問屋の、大きなプールのような水槽の中には、沢山のカニが泳いでいます。
ですが、ここに、身入りの良いもの・悪いものがごちゃ混ぜになって入っているのです。
問屋さんは、そこから小売店が希望するキロ数を、カゴに入れて手渡します。
ですから、良いものを慎重に選別してから、ということは、普通はしないのです。

 

では、それはなぜなのでしょうか。

 

それは、選別をしていては、身入りの悪いカニだけが残ってしまうからです。
これは当然のことですね。
よく、カニを買う人が身入りのことに関して、良いカニに当たった・ハズレた、というようなことを言っていることがあります。

 

これは、量販店では当たり前のように起こることです。
漁獲されているカニの質に関係なく販売すれば、当然ですね。
極端にいえば、当たりのカニは30%しかない、ということなのです。

 

そこで、なにかいい方法があれば、身入りの良いカニだけを仕入れられるのですが・・・

 

そうすると、当たり・ハズレのない、いつでもぎっしりと身の詰まったカニを楽しむことが出来ます。
カニは、そう頻繁に口にするものではありませんね。
たまにしか食べないものだからこそ、ハズレれば悲しいし、腹立たしい気持ちになります。

 

蛇足ですが、カニを提供している業者などを、しっかり選ぶことが重要です。
それは、店舗でもインターネットショップでも同様です。
鮮度はどうか、身入りの保証はしてくれるのか、など。
このようなコンセプトが明確であり、きちんと保証のある業者選びが、大前提です。